SPICY SPACE BLOG

愛犬家WEBエンジニアの日常。

ペット見守りシステム構築日記①】Arduinoでエアコン操作してみた

ペット飼い主の憂鬱
暑い日が続いていますね。
我が家は共働きなので、うちの愛犬は平日は家で留守番をさせています。
いつもクーラーを26度設定でONしてから家を出ていますが、
「クーラーが壊れて室温が高くなっていたらどうしよう」
「停電でクーラーが切れてしまったらどうしよう」
など、飼い主には心配のつきない季節です。
 
最近はスマート家電などで、外出先から室温の確認、エアコンのON、OFFができるものも出ていますが、すぐに買い替えよう!というわけには行きません。
 
そこで、Arduinoで自作しちゃえ!ヽ(# `Д´)ノムキー!!
ということで作ってみた記録です。
 
材料
Arduinoエントリーキット 

 

Arduinoエントリーキット

Arduinoエントリーキット

 

 

 

線やセンサーが色々セットになっているスターターキットをAmazonでポチリ。  
全部使用するわけではないのですが、とりあえずarduinoで遊んでみたかったので購入。
【参考サイト】Arduino入門 (全12回) - プログラミングならドットインストール
こちらでお勉強できます。
 
それ以外に必要なもの
赤外線LED:OSI5LA5113A (秋月)
赤外線リモコン受信モジュール:OSRB38C9AA (秋月)
抵抗 47Ω (秋月)
【参考サイト】Arduinoでリモコン作成
こちらのブログを参考に、全く同じ部品を秋月で購入し使わせて頂きました。

これでそろいました。

f:id:sp_ice:20140524113047j:plain


 
作ってみる
リモコン作成
エアコンのリモコンから出ている赤外線を読み取って、同じ信号をarduinoからエアコンに発信することで、実装します。
【参考サイト】Arduinoでリモコン作成
エアコン操作は先ほどのブログに載っていた回路図、ソースを拝借して、カスタマイズしました。ありがとうございます。
 
温度計測
これに室温を測るための温度センサーを繋げて回路図はこんな感じ。

f:id:sp_ice:20140821003228p:plain


右から赤外線LED(OSI5LA5113A)、赤外線リモコン受信モジュール(OSRB38C9AA )、温度センサ(LM35DZ)となります。
配線がヘタクソなのはご愛嬌ということで。。。
 

 
 Arduinoソース
リモコンの信号の配列を変数に格納しようとしてはまりました。
「大きい配列を用意するとプログラムが停止する可能性がある。」と参考サイトにも書いてありましたが、コンパイルは通るのに実際は動いていないという状態だったため、気づくのにかなり時間がかかってしまいました。
PROGMEMを使用し、SRAMのかわりにFlashメモリ(プログラム領域)へデータを格納することで正常に動作するようになりました。
【参考サイト】
http://www.musashinodenpa.com/arduino/ref/index.php?f=0&pos=1824
 
ソースはこんな感じ。

 
完成!!



 
まとめ
抵抗の色ってそういう意味があったんだ!レベルの回路の知識ゼロの僕でも簡単にこんなんできるなんて!超楽しい!
次回は外出先からArduinoを操作するためのこと書いてみます。