最近の車のゲーミフィケーションがすごい
今年の夏、新車を購入した。もちろんローンで。
MAZDAのCX-5。
白と黒のボディは、うちの愛娘にそっくりだ。
24歳。社会人3年目にはすこし高い買い物だったかもしれない。 おかげで毎月ぱっつんぱっつんだけども、後悔はしていない。 毎週末のドライブが楽しみだ。
それはさておき、このCX-5についているi-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)がすごい。
まぁ簡単にいうと、自分の運転を採点してくれるものなのだか、
購入する前は、
「あーはいはい。はやりの"ゲーミフィケーション"、安易に取り入れちゃいましたって感じのオマケ機能ね。」
くらいにしか思っていなかった。
でも1ヶ月ちょっと運転してみて、いい点数を取ろうと頑張っている自分に気づく。
普通に走っているとやさしい運転を指す緑色のランプが光る。
なめらかな減速やハンドル操作で青色のランプが光り、加点される。
急加速や急ブレーキは減点。
家の近くのコンビニに行くだけだと、「距離が短すぎるため採点できません」と表示されるということは、全体の走行距離の中の良い運転をした距離の割合で点数が算出されているのだろう。
5点満点で採点されて、10回連続で4点以上を取ると、「ステージ」が1st → 2nd → 3rdとあがって行くらしい。
と、まぁこんな単純なしくみなのだ。
たぶんきくだけだと、「それの何が面白いの?」って思うはずだ。
だが、実際に運転して体験すると、これがおもしろい。
運転し始めの、アクセルやブレーキの踏み具合に慣れていなかった頃には低かった点数が、最近はアベレージ4以上を常にキープできている。
信号で停車するときに、少しだけ気をつけてゆるやかに止まると、青いランプが光って加点される。「よっしゃ」て口に出していっちゃう。
自分がした工夫(=攻略)が目に見える成果として表れる。
レベル上げして技を覚えて、強い武器を買って、最初は倒せなかった敵を倒す。RPGも同じ。
ゲームの本質ってこんなに単純だったんだ。